WEBテスト対策公開

選考の途中で、別のテストをもう一度課されるのはなぜか

この記事の内容は 2026-09-07 時点のものです。

確認できていない範囲:企業が2回目の検査を課す意図や、1回目の結果が通過にどう使われたかは公表されておらず、当サイトでも確認できていません。この記事では、提供元が公開している検査の種類と測定項目の違いだけを扱っています。

一次選考を通過した知らせと一緒に、また適性検査の案内が届く。同じテストをもう一度受けさせられるのかと思うと気が重くなりますが、案内の検査名を見ると別物であることがあります。

適性検査は1社につき1種類とは限りません。提供元は複数の検査を用意していて、それぞれ測定項目が違います。追加で来たものが何を測る検査かは、名前から公表情報を引けます。

以下の引用と数字は、いずれも2026年9月7日時点で各提供元の公開ページを確認したものです。

目次

  1. 同じSPIでも4つに分かれている
  2. 提供元は用途の違う検査を並べている
  3. ヒューマネージは12種類を公表している
  4. 2回目が来たときに見る3点
  5. 準備をどこまで足すか
  6. よくある質問

同じSPIでも4つに分かれている

まずSPI3の中身です。大卒採用向けは4つに分かれます。性格と基礎能力のSPI3-U(テストセンター方式で65分)に、英語能力検査が加わるSPI3-UE(85分)。構造的把握力検査が加わるSPI3-US(85分)と、両方が加わるSPI3-USE(105分)もあります。ほかに基礎能力のみのGAT-U(インハウスCBTで35分)、英語能力検査のみのENG(ペーパーテスティングで30分)も公表されています。

(出典:リクルートマネジメントソリューションズ「SPI3 料金・検査時間」)

同ページの料金は税抜表示です。

つまり「SPIをもう一度」と言われても、1回目と同じ組み合わせとは限りません。英語や構造的把握力が乗ると、時間も準備も変わります。英語の有無の見分け方は英語の検査があるかどうかは、どこで分かるのかに整理しました。

なお、前回結果送信は検査ごとに選べます。「性格検査のみ前回結果を送信する」「能力結果のみ前回結果を送信する」といった組み合わせが公表されています。

(出典:リクルートマネジメントソリューションズ「テストセンターに関するよくある質問」)

2回目が丸ごと受け直しになるとは限らないということです。条件はテストセンターの結果は使い回せるのかにまとめました。

提供元は用途の違う検査を並べている

別の提供元でも同じ構造です。日本エス・エイチ・エルは3つの検査を公表しています。玉手箱Ⅲは言語・計数・英語・パーソナリティの合計49分で、実施形態はWebです。

(出典:日本エス・エイチ・エル「玉手箱Ⅲ」)

GABは同じ4科目で合計80〜90分、実施方法は3通り(紙・Web・テストセンター方式)です。

(出典:日本エス・エイチ・エル「GAB」)

CABは四則逆算・法則性・命令表・暗号・パーソナリティで合計72〜95分、実施方法はGABと同じ3通りです。

(出典:「CAB」)

CABは「SE・プログラマー・カスタマーエンジニア・プロジェクトマネージャーそれぞれについての職務適性を予測します」と説明されています。提供元はGABについて「『営業』『研究/開発』などの8つの職務適性について予測します」と書いています(出典:同上)。職種を絞る段階で別の検査が来るのは、この設計と噛み合います。CABを足すかどうかの判断はIT・SIer志望なら、CABまで手を広げるべきかに整理しました。

ヒューマネージは12種類を公表している

TG-WEBの提供元は、ラインナップとして12の検査を並べています。能力系は判断推理力検査i9(言語・数理に関する論理的思考力を30分で測定)、考察力検査C3、事務処理能力検査J3、一般常識検査P3(国語・英語・数学・時事の4分野)。もう一方は、性格や志向を測る検査です。コンピテンシー適性検査A8、エモーショナル・インテリジェンス適性検査E9、コーピング適性検査G9、ジョブ・クラフティング適性検査Q1があります。ベーシックパーソナリティ適性検査B5、チーム・コミュニケーション適性検査W8、グローバルリーダーシップ適性検査U1、ハピネス適性検査P8も同じ枠です。

(出典:ヒューマネージ「TG-WEB ラインナップ」)

能力を測るものと、性格や志向を測るものが別々に立っています。2回目の案内が短い検査であれば、能力の再測定ではなく別の側面の測定である可能性があります。TG-WEBが初見で来たときの手は28卒のTG-WEB、初見で当たった時の3手にまとめています。

2回目が来たときに見る3点

  1. 検査名。SPI3-UとSPI3-UEは別物です。TG-WEBならi9かC3かで中身が違います
  2. 所要時間。30分なのか105分なのかで、準備の要否が変わります
  3. 実施方法。会場かオンラインか自宅かで、当日の段取りと期限が変わります

締切と形式を並べて残り時間を見るなら受検締切ダッシュボードに入力してください。

準備をどこまで足すか

2回目のために新しい対策を積むかどうかは、残り時間との相談になります。対策時間の上限の切り方はWebテスト対策は何時間で切り上げるかにあります。形式が増えたときの配分は受けるWebテストの形式が3つあるときの時間配分にまとめました。形式別の引き方は就活Webテスト解答ノートにあります。

よくある質問

Q. 一次を通ったのに、また適性検査が来るのはなぜですか

A. 企業ごとの意図は公開情報では確認できません。分かっているのは、提供元が測定項目の違う検査を複数用意していることです。

Q. 同じSPIを2回受けることになりますか

A. 検査名が同じでも組み合わせが違う場合があります。またテストセンターでは検査ごとに前回結果送信か新規受検かを選べると公表されています。

Q. 2回目のほうが重く見られますか

A. 公開情報では確認できません。この記事では扱っていません。

Q. 短い検査が来たときは何を準備すればよいですか

A. 検査名から測定項目を確認してください。性格や志向を測る検査であれば、能力対策とは準備の中身が変わります。

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