WEBテスト対策公開

何社エントリーすると、Webテストは何回になるのか

この記事の内容は 2026-09-06 時点のものです。

確認できていない範囲:「何社エントリーするのが適正か」を示す公的な基準はありません。企業ごとにどの形式を課すかも、多くの企業が事前に公表していません。当サイトでも確認できていないため、この記事では社数の目安ではなく、受検回数の逆算の仕方だけを扱っています。

エントリー数を30社にするか50社にするかを考えるとき、多くの人が数えていないものがあります。そのエントリーに紐づくWebテストの回数です。

受検回数は企業数では決まりません。形式の数と、実施方法の組み合わせで決まります。同じ30社でも、受検が10回で済む組み方と、30回になる組み方があります。

目次

  1. 使う人はとても多い検査である
  2. 回数を決めているのは実施方法
  3. テストセンター:受検1回で複数社に送れる
  4. 自宅受検型:企業ごとに受け直しになる
  5. エントリー数から逆算する手順
  6. よくある質問

使う人はとても多い検査である

まず規模から。リクルートマネジメントソリューションズは、SPI3の年間利用企業数を16,500社と公表しています。年間受検者数は276.6万人です(いずれも2026年3月期実績)。約50年の測定技術研究の下で提供しているとも書かれています。 (出典:リクルートマネジメントソリューションズ「SPI3の特長」)

ヒューマネージも、TG-WEBについて導入3,200社以上、年間60万人以上が利用すると公表しています。 (出典:ヒューマネージ「TG-WEB」トップページ)

エントリー先を増やすほど、同じ形式に当たる確率も上がります。これは負荷が増えるだけの話ではありません。むしろ減らせる方向の材料です。

回数を決めているのは実施方法

SPI3には複数の実施方法があります。大卒採用向けとして公表されているのは、次の4つです。

  • テストセンター(5,500円・65分)
  • インハウスCBT(4,000円・65分)
  • WEBテスティング(4,000円・65分)
  • ペーパーテスティング(5,000円・110分)

(出典:リクルートマネジメントソリューションズ「SPI3 料金・検査時間」)

このうち、1回の受検を複数社で使い回せるのはテストセンターだけです。ここが受検回数を決める分岐点になります。

テストセンター:受検1回で複数社に送れる

提供元の案内はこうです。「過去1年以内にテストセンター(オンライン会場含む)で受検したことがある方は、前回の受検結果を企業に送信することができます」 (出典:リクルートマネジメントソリューションズ「テストセンターに関するよくある質問」)

条件は3つあります。

  • 有効期間は過去1年。期限切れの結果は送信できません
  • 送られるのは最新の結果だけ。「それ以前の結果を送信する、あるいは選択することはできません」
  • 一度手続きを完了した送信は取り消せません

テストセンターを課す企業が10社あっても、受検は1回で足りる可能性があります。取り消せない点も含めた運用は送ったWebテストの結果は、後から取り消せるのかに整理しています。

前回結果の送信と新規受検は、検査ごとに選べるとも案内されています。まとめて決める必要はありません。能力検査だけ受け直して性格検査は前回のものを送る、といった組み方もできます。

自宅受検型:企業ごとに受け直しになる

自宅のパソコンで受けるWEBテスティングは、企業ごとに受検リンクが配られる形です。使い回しの仕組みは公表されていません。玉手箱やGABのようなWeb形式の検査も同じです。日本エス・エイチ・エルは玉手箱Ⅲを合計49分(知的能力の各科目は各約10分)、GABを合計80〜90分とだけ公表しています。 (出典:日本エス・エイチ・エル「玉手箱Ⅲ」) (出典:日本エス・エイチ・エル「GAB」)

この帯は、企業数がそのまま受検回数になります。玉手箱を課す企業が8社あれば、49分×8=約6.5時間が受検だけで消えます。エントリー数を決めるときに勘定へ入れておくべきは、ここです。

企業ごとの受け直しの実態は自宅で受けるWebテストは、企業ごとに毎回受け直しなのかに書いています。

エントリー数から逆算する手順

社数を先に決めても、うまく回りません。次の順で組むと崩れません。

  1. エントリー候補を、実施方法で3つに割る。テストセンター/自宅受検型/その他
  2. テストセンターの企業は、まとめて1回分として数える。過去1年以内の結果を送れるためです
  3. 自宅受検型は、企業数×検査時間で数える。49分なのか80〜90分なのかで結果が変わります
  4. 合計時間を出してから、社数を調整する。時間が入らないなら、増やすのは社数ではなく形式の重なりのほうです

同じ形式が重なるように併願先を組んでよいかは同じ形式が重なるように併願先を組んでよいかに書いています。志望度の低い企業を受けるかどうかは志望度の低い企業のWebテストを、受けるべきかに書いています。締切と形式を並べる道具は受検締切ダッシュボードです。入力はブラウザの中だけで処理され、どこにも送られません。

よくある質問

Q. 何社エントリーするのが適正ですか

A. 適正な社数を示す公的な基準はありません。当サイトが言えるのは、受検の合計時間が入るかどうかを先に数えられる、ということだけです。選考が続けて終わって持ち駒が減った場合の追加応募の判断は持ち駒が減ったとき、追加応募をどう判断するかで扱っています。

Q. エントリーした企業の形式は事前に分かりますか

A. 多くの企業は事前に公表していません。案内メールが届いた時点で分かることが多いので、届いた順に台帳へ足していく運用が現実的です。

Q. テストセンターを課す企業が多い年は、負荷が下がりますか

A. 使い回しが効くぶん受検回数は減らせます。ただし送られるのは最新の結果なので、受ける順番の設計は必要になります。

Q. 受検の回数が増えると質が落ちませんか

A. 回数と得点の関係を示す公表データはありません。当サイトは断定していません。時間の総量として入るかどうかを先に見るほうが確実です。

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