対策本と解答ノート、どちらを先に使うか
この記事の内容は 2026-09-06 時点のものです。
確認できていない範囲:「どちらを先に使うと点が上がるか」を示す公表データはありません。当サイトでも測れていないため、この記事では得点への効果を書いていません。順番の基準にしているのは、公表されている検査時間・科目の区切りと、残り時間という条件だけです。
参考書も買った。解答ノートも買った。それで、どちらから開くのか。時間が余っている時期なら両方やればいい話ですが、5社も10社も締切が動いている時期には順番が結果を変えます。
なお「まだどちらも買っていない、予算は一方ぶんしかない」という段階の方は、この記事ではなく2,980円は参考書か解答ノートかのほうです。あちらは買う前に金額を時間へ換算して選ぶ話で、両方ある前提で開く順番を決めるこの記事とは重なりません。
残り時間が2週間を切っているなら解答ノートが先、それより長いなら対策本が先です。分かれ目は「その形式を何回受けるか」です。
目次
2つは役割が違う
対策本は「解けるようになる」ための道具で、解答ノートは「本番の形に慣れて、当日に迷わない」ための道具です。役割が違うので、比べて優劣を決めるものではありません。決めるべきは順番だけです。
当サイトが販売している「就活Webテスト解答ノート」(2,980円・税込・買い切り)は、主要17形式をテキストで収録し、キーワードで引く形にしています。引くものとして作っていて、通して読む本にはしていません。この作り方の違いが、順番の判断にそのまま効きます。
検査時間の作りが順番を決めている
公表されている数字を並べます。
SPI3の大卒採用向けの検査時間は、実施方法によって65分・85分・110分の3通りに分かれます。65分がテストセンター・インハウスCBT・WEBテスティング、85分が英語能力検査や構造的把握力検査を含む形式、110分がペーパーテスティングです。
(出典:リクルートマネジメントソリューションズ「SPI3 料金・検査時間」)
玉手箱Ⅲは、計数理解テスト(四則逆算)・言語理解テスト(大意把握)・英語・パーソナリティ(OPQ)で合計49分、知的能力の各科目は各約10分と説明されています。
(出典:日本エス・エイチ・エル「玉手箱Ⅲ」)
GABは合計80〜90分で、言語理解テストは「400字から800字程度の『主張をもった文章』」、英語(大意)は「50〜80語程度の英文」を読む速度と正確さを測ると公表されています。英語には「※テストセンター方式のみ」という注記が付いており、方式によっては出ません。
(出典:日本エス・エイチ・エル「GAB」)
TG-WEBの判断推理力検査i9は30分です(出典:ヒューマネージ「TG-WEB ラインナップ」)。
ここから読み取れるのは、1科目が10分前後で切られる形式では、じっくり考える練習より、型を見て即座に手を動かす練習のほうが本番の作りに近いということです。対策本は前者、解答ノートは後者を鍛えます。
残り時間が短いとき:解答ノートが先
締切まで2週間を切っていて、対策本が1周も終わっていないなら、順番は逆です。
- 対策本は1周に要る時間が読めない。科目ごとの分量が違い、途中で止まると何も残りません
- 解答ノートは受ける形式の項目だけを開けばいい。17形式のうち関係するのは通常2〜3です
- 当日の引き方を先に決めておける。探す言葉が決まっていないと、本番の直前に探す時間が発生します
短い残り時間での組み方は締切まで残り3日、Webテストに何をするかにまとめました。端末をどう分けるかは解答ノートはスマホとPC、どちらで開くべきかに書いています。
残り時間があるとき:対策本が先
締切まで1か月以上あって、同じ形式を複数社で受ける見込みがあるなら、対策本を先に回す価値があります。理由は準備が効く範囲が広いからです。
テストセンターは、過去1年以内に受検していれば前回の結果を別の企業に送れます。
(出典:リクルートマネジメントソリューションズ「テストセンターに関するよくある質問」)
1回の準備が複数社に効く構造になっているのはここです。時間があるうちに一度良い回を作れば、その後の受検の手数が減ります。
ただし送られるのは最新の結果で、それ以前の回を選ぶことはできないと明記されています(出典:同上)。「良い回を作って温存する」は、その後に受け直せば消えます。この点は使い回すテストセンターの結果は、どれになるのかに整理しています。
両方を1本の予定に落とす
順番が決まったら、日付に落としてください。
- 受ける形式を確定する。分からないなら企業の案内メールを見る
- その形式の検査時間を書き込む。65分なのか49分なのか80〜90分なのかで、当日に空ける枠が変わります
- 残り時間を数える。2週間が分かれ目です
- 開く順番を決めて、それ以外は触らない。両方を並行すると、どちらも中途半端に終わります
締切が複数あるなら、受検締切ダッシュボードに企業名・形式・締切日時を入れて並べてください。入力はブラウザの中だけで処理され、どこにも送られません。対策の総量の上限はWebテスト対策は何時間で切り上げればいいのかにあります。
よくある質問
Q. 対策本を買わずに解答ノートだけで足りますか
A. 足りるかどうかは、受ける形式と残り時間で変わります。当サイトは「これだけで通る」という書き方をしていません。無料で配られているものとの違いはWebテスト解答集、無料と有料どっちを選ぶかに整理しています。
Q. 対策本は何冊必要ですか
A. 受ける形式が2〜3なら、形式ごとに1冊ずつで十分に多いほうです。冊数を増やすより、1冊の中で受ける形式の科目だけを回すほうが残り時間に収まります。
Q. 解答ノートは何日前に買うべきですか
A. 当日より前に一度開いて、探す言葉を決める時間が要ります。締切前日に買うと、その時間が取れません。何日前に動き出すかの逆算は解答ノートを買うのは、受検の何日前が良いのかで扱っています。
Q. 形式が分からないまま買っても意味がありますか
A. 形式が分かってからのほうが確実です。案内メールのURLや案内文から形式を絞る方法はWebテスト解答集はどこで買えるのかの周辺に書いています。