玉手箱の無料練習問題、どこまでやれば足りるのか
how far free gets you.
「玉手箱の問題、無料のやつだけで足りますか?」
後輩から、これも本当によく聞かれるんです。有料の問題集や解答ノートを買う前に、まず無料でどこまでいけるのか知りたい、という気持ち、すごく分かります。わたしも最初はそうでした。就活にお金をかける余裕なんて正直なかったし、「無料で済むなら済ませたい」って、誰でも思うところだと思うので。
まず結論っぽいやつ
先に結論から言うと、「玉手箱に慣れる」ところまでは無料で十分。「時間内に解ききる」ところは無料だけだと厳しかった、というのがわたしの実感です。
無料の問題でできたこと
- 玉手箱の出題形式(計数・言語・英語)がどんな見た目か知る
- 電卓を使いながら解くペースをつかむ
- 自分がどの分野で時間を使いすぎているか気づく
最初の1〜2週間は、正直これで十分でした。無料のサイトや問題集アプリに載っている例題を解くだけで、「玉手箱ってこういう感じか」はしっかりつかめます。
無料サイトを何個も渡り歩いた話
最初、無料サイトを1個に絞らずに、見つけた端から片っ端からブックマークしてました。多いときで5、6個くらい行き来してたと思う。
これはこれで悪くなかったです。サイトごとに問題の作り方にクセがあって、いろんなクセに触れておくと、本番でどんな言い回しで来ても慌てにくくなる感覚があったので。
ただ、サイトを渡り歩くこと自体に時間を使いすぎて、「対策してる気になってるだけ」の時間も混ざってたな、って今振り返ると思います。探す時間と解く時間、分けて考えたほうがよかったです。新しいサイトを見つけるたびにちょっと嬉しくなって、肝心の演習量が伸びてないのに満足してしまう、みたいな日もありました。
無料だけだと足りなかったところ
慣れてきてから壁にぶつかったのが、ここでした。
- 無料の問題は数が限られていて、同じパターンをすぐ解き尽くしてしまう
- サイトによって解説の丁寧さがバラバラで、間違えた理由が分からないまま次に進むことがあった
- 本番みたいに時間を計って、まとまった量を一気に解ける環境がなかった
- 新しい問題が増えないから、モチベーションがだんだん下がっていった
- 図表のデザインが本番と少し違って、初見の違和感が消えないまま終わった
特に最後の「モチベーションが下がる」が地味にきつくて。同じ問題を何周もしていると、「これ本番でも同じ問題出るのかな」って、変な安心感だけが育っていく感覚がありました。
友達の話も聞いてみた
同じ商社志望の友達にも聞いてみたら、似たようなことを言っていました。無料だけで粘って、本番の玉手箱で「見たことない図表の出し方」に当たって時間が足りなくなった、と。
その子いわく、無料で見てきた問題と、本番で出た問題の「難しさの幅」が違ったんだそうです。無料サイトはどうしても基本パターンに寄りがちで、応用寄りの出し方まではカバーしきれてなかった、と話してました。結局その子も、選考が進むタイミングで解答ノートに切り替えたと言っていて、「もっと早く切り替えればよかった」というのが、二人で一致した感想でした。
わたしがやった無料と有料の使い分け
- 最初の理解フェーズ(形式を知る):無料の問題でOK
- 慣れてきたフェーズ(量をこなして、時間内に解ききる感覚をつける):ここで解答ノートに切り替えた
無料で基礎を作ってから、量をこなすところだけ有料に頼る、っていう順番が、時間的にも一番効率よかった気がします。お金の使い道について書いた記事でも触れたけど、最初から全部有料でやっていたら、逆に「これもう知ってるパターンなのに」ってなる問題にもお金と時間を使っていたかもしれません。
実際の配分、こんな感じでした
体感ベースだけど、期間の目安を残しておきます。
| 時期 | やっていたこと |
|---|---|
| 最初の1〜2週間 | 無料サイトを2、3個回して形式に慣れる |
| 3週目あたり | 「同じパターンばかり」に気づき始める |
| 4週目〜 | 解答ノートに切り替えて、時間を計って量をこなす |
きっちりこの通りにやったわけじゃないけど、大きく外れてはいないと思います。就活の他のタスク(ES、面接対策)もある中で、玉手箱にかけられる時間って本当に限られてるから、フェーズを区切って考えるのがいちばん現実的でした。
商社・大手志望なら特に
前に書いた5大商社の記事にも書いたけど、商社志望だと玉手箱は避けて通れない道です。しかも「形式に慣れているかどうか」でスコアがはっきり変わるテストだから、無料だけで理解を止めてしまうのは正直もったいない。
わたしのノートには玉手箱の頻出パターンと解答をそのまま収録しているので、無料教材で基礎を作ったあとの「量をこなすフェーズ」はこっちに乗り換えるのが早いと思う。 → ノートの中身を見る
ひとつだけ、伝えたいこと
無料でどこまでやるか、有料にいつ切り替えるか。これ、正解を探すより、「今の自分がどのフェーズにいるか」で決めるほうがずっと早いです。
形式を知らない段階でお金をかける必要はないし、逆に形式は知っているのに無料の範囲だけで粘り続けるのも、時間がもったいない。
自分のフェーズを見極めるだけで、悩む時間そのものが減ります。就活って、悩んでいい場所と、さっさと切り替えたほうがいい場所が混ざってるから。玉手箱に関しては、後者だったな、って今のわたしは思ってます。
— miku
よくある質問
Q. 無料の玉手箱対策サイトだけで本番に臨むのは危険ですか?
A. 形式に慣れる段階では十分だと思います。ただ、量をこなして時間内に解ききる感覚をつけるところまでは、無料の問題数だけだと足りないと感じました。
Q. 無料と有料、どのタイミングで切り替えればいいですか?
A. 同じパターンの問題ばかりに見えてきたら、切り替えどきだと思います。わたしの場合は1〜2週間で「もう知っている問題ばっかりだな」と感じた頃でした。
Q. 玉手箱の対策で一番時間がかかったのはどこですか?
A. 計数の図表読み取りでした。電卓を使うペース自体に慣れるまで、無料の例題を何度も解き直した記憶があります。
Q. 玉手箱以外のWEBテストも無料教材だけで対策できますか?
A. 形式に慣れる段階までは同じ考え方でいけると思います。ただ、それぞれ独特のクセがあるテストなので、形式ごとに一度は例題を解いておくのがおすすめです。
Q. 無料サイトはいくつくらい併用すればいいですか?
A. わたしは最大で5、6個渡り歩きましたが、正直そこまでは必要なかったと思います。2、3個で問題のクセの違いはつかめるので、探す時間より解く時間を優先したほうが効率的です。