5大商社でよく出るWEBテスト形式
この記事の内容は 2026-08-08 時点のものです。
確認できていない範囲:各社が実際に採用している形式は公表されていないため、この一覧が現在の選考と一致していることは確認できていません。
商社志望の方からいちばん多く届く質問が、これです。
「5大商社って、WEBテストはどれを使っているんですか?」
先に前提を書きます。各社は、選考で使う適性検査の名称を公表していません。 ですからこの記事に書けるのは「受検した方の共有情報として、よく名前が挙がる形式」までです。「この会社はこの形式で確定」という書き方はできません。
ただ、形式の傾向が分かれば、対策時間の配分は決められます。この記事はそこまでを扱います。
5大商社のWEBテスト使用形式
受検報告でよく挙がる形式を並べると、こうなります。各社の公表ではなく、年度や選考ルートによって変わります。
| 商社 | よく挙がる形式 |
|---|---|
| 三菱商事 | 玉手箱系(テストセンターで受けるC-GAB) |
| 三井物産 | 玉手箱系(テストセンターで受けるC-GAB) |
| 伊藤忠商事 | 玉手箱系(テストセンターで受けるC-GAB) |
| 住友商事 | 玉手箱系(テストセンターで受けるC-GAB) |
| 丸紅 | 玉手箱(自宅受験)※C-GABの年もあり |
5社とも挙がるのは玉手箱系で、SPI中心の業界とは言われていません。 C-GABはひとことで言うと「テストセンターで受ける玉手箱」で、出題の中身は玉手箱の対策がほぼそのまま効くとされています。 大きな違いは、会場受験だと電卓が使えないことです。
なぜ商社では玉手箱系が挙がりやすいのか
理由としてよく挙げられるのは、次の三つです。
- 計算と読解のスピードを見たい 未知の数字とドキュメントを速く処理する場面が多い仕事なので、計数・言語のスピード測定に向いた玉手箱と相性がいいと言われます
- 大量応募を捌くのに向いている 短い受検期間で母数を一気に絞れます
- 過去の蓄積データがある ボーダー設計と運用が社内で安定しているとされます
近年の本選考は、自宅型の玉手箱よりも、テストセンターで受けるC-GABの名前が挙がりやすくなっています。会場受験にする狙いは替え玉対策だと言われていますが、これも各社が説明しているものではありません。
玉手箱で時間を取られるところ
玉手箱は、形式を知らないまま挑むと時間が足りなくなる作りです。
- 計数:図表の読み取りと四則逆算が中心。1問あたりの想定回答時間が短い
- 言語:論理的読解(A・B・C 判定)が独特で、慣れが必要
- 英語:商社を受けるなら避けにくい(特に長文の趣旨判定)
同じ形式の問題が繰り返し出るのが特徴なので、形式に慣れているかどうかで差が出やすいテストです。逆に言えば、慣れてしまったあとにさらに伸ばす余地は小さい工程でもあります。合格ラインは公式に示されていないため、「何点取れば通る」は誰にも書けません。
当サイトの解答ノートは、玉手箱の頻出パターンと解答をテキストで収録しています。形式を引く手間を短くするための道具です。 → ノートの中身を見る
形式から逆算する対策時間の配分
配分は、やることを足していくのではなく、先に上限を決めて引き算するほうが崩れにくいです。
- Webテスト対策に使う総時間を先に決める(増やさない前提の上限として置く)
- その中で出題形式の把握に最初の時間を使う(計数・言語・英語のどれが出るか)
- 例題を1周して、時間内に終わらない分野を特定する
- 残りの時間は、特定した分野だけを形式別に回す
- 上限に達したら打ち切って、面接準備と企業研究に移す
配分の一例を書くと、5大商社が志望群の中心なら、Webテストに割く時間の大半を玉手箱系(C-GABを含む)に寄せ、SPIは併願先で出たときの保険として薄く置く形になります。時間数そのものは受ける社数と残り期間で変わるので、当サイトから固定の数字は出しません。
Webテストは、通過しても面接での評価が上がる工程ではありません。落ちれば面接に進めないだけの関門なので、上限を決めて終わらせるのが時間配分としては合理的だと考えています。
入り口で形式が変わることがある
玉手箱系が挙がりやすいとはいえ、選考の入り口によって形式が変わることがあります。
- 本選考は玉手箱でも、インターン選考はTG-WEBというケース
- 同じ会社でも、職種別採用でSPIに切り替わるケース
各社のマイページや選考案内が届いたら、まず形式名を確認してください。形式が分かれば、対策の出し入れができます。
まとめ
- 5大商社は玉手箱系の名前が挙がりやすい(近年の本選考はC-GAB、丸紅は自宅型玉手箱の年も)。ただし各社の公表ではない
- 玉手箱は形式に慣れているかどうかで差が出やすく、慣れたあとの伸びは小さい
- 総時間の上限を決める → 形式を把握 → 苦手を特定 → その分野だけ演習、の順で引き算する
- 入り口で形式が変わることがあるので、案内が届いたら形式名を確認する
商社志望は同じ志望の方が周りに多く、比べて消耗しやすい選考でもあります。Webテストに時間と気力を吸われない、それだけでも時間の配分は変わります。
よくある質問
Q. 5大商社は全部玉手箱を使ってるんですか?
A. 受検報告では玉手箱系の名前がよく挙がりますが、各社が形式を公表しているわけではないので「全社が玉手箱」と断定はできません。近年の本選考はテストセンターで受けるC-GAB(玉手箱の会場版)の報告が多く、丸紅は自宅受験の玉手箱の年が目立ちました。年度や採用ルートで変わるため、選考案内が届いたら形式名を都度確認してください。
Q. 玉手箱とSPIは対策の仕方も違いますか?
A. かなり違います。玉手箱は計数・言語・英語のスピード処理が中心で、形式に慣れているかどうかで差が出ます。SPIはテストセンター方式で基礎的な処理力を見る傾向が強いとされるので、両方を受ける可能性がある場合は形式ごとに対策を分けたほうが、時間を無駄にしにくいです。
Q. 商社以外の業界でも玉手箱は出ますか?
A. 出ます。大量応募を捌く必要がある大手企業で使われている形式なので、商社志望でなくても対策の優先度は下がりません。
Q. インターン選考と本選考で使う形式は同じですか?
A. 会社によって違うことがあります。本選考は玉手箱でも、インターン選考はTG-WEBというケースがあるので、案内メールに書かれている形式名は毎回きちんと確認したほうが安全です。