女子の就活、リクスーはいる?
この記事の内容は 2026-08-08 時点のものです。
確認できていない範囲:業界ごとの服装の傾向は、企業が公表しているものではありません。この記事の一覧は、説明会や面接に出た人の話が集まった範囲のものです。同じ業界でも、社風や面接の段階によって変わります。
「リクルートスーツは買ったほうがいいのか」は、就活の準備で最初に立ち止まりやすい問いです。
買わない方も増えていると言われる一方で、説明会や本選考の会場ではスーツが多数派になる場面もある、という話が両方出てきます。
服装は「外さない」ためのもの
服装で加点される選考は多くありません。服装の目的は、外さないことと、当日まで迷う時間を減らすことです。
- 文系の大手志望:説明会・本選考の会場でスーツが多数派になる場面が多いと言われます
- ベンチャー・スタートアップ志望:スーツでない服装の割合が上がります
- 外資コンサル・外銀志望:判断の軸が別になります(後述)
割合そのものは会場や年度で変わり、当サイトが数えられる数字ではありません。ですから、比率よりも「その場で自分が多数派か少数派か」という形で判断したほうが再現できます。少数派の服装を選ぶのは自由ですが、「少数派で行く」と自覚して選ぶほうが当日ぶれません。
スーツを用意する側の理由
- 説明会・OG訪問・大手の本選考で浮かない
- 服装で悩む時間をゼロにできる
- 「服装自由」と書かれていても、結果的にスーツの割合が高い場面はある
- 最終面接や役員面接で、何を着るか迷わなくていい
特に三つ目です。「服装自由」と書かれていても、スーツが多数派になる会社はあります。 私服で行っても構いませんが、面接官の年齢が上がるほど、スーツのほうが視覚的に減点されにくいとは言われています。
スーツを用意しない側の理由
- 外資系・スタートアップ・クリエイティブ系では、むしろスーツが浮く場合がある
- 大学生活で着る機会がほぼないので、費用対効果が悪い
- 手持ちのジャケットと黒のスカートで代用できる
これも実際の話で、外資コンサルでは最終面接まで私服寄りのオフィスカジュアルで通したという報告が出てきます。「スーツで来た人のほうが浮いた」という社内の温度感も、業界によっては本当にあります。
業界ごとの判断のめやす
| 業界 | 服装の判断のめやす |
|---|---|
| 総合商社 | スーツ一択 |
| 金融(銀行・保険・証券) | スーツ一択 |
| 大手メーカー | スーツ推奨 |
| 広告・テレビ | スーツ推奨(迷ったらスーツ) |
| 総合デベ | スーツ推奨 |
| 外資コンサル | オフィスカジュアル寄りでも可 |
| 外銀 | スーツだが、黒のリクルートスーツでなくてよい場合あり |
| スタートアップ | 私服で問題ない会社が多め |
各社が公表したものではありません。受けた方の共有情報から見た傾向です。迷ったら買う側に倒しておけば、大きくは外しません。
選考段階が上がるほど無難側に寄せる
同じ会社でも、説明会・カジュアル面談・一次面接・最終面接で、服装の判断は変わります。段階が上がるほど、面接官の年齢層が上がり、無難側に寄せたほうが読み違えが起きにくくなります。
最終面接や役員面接で外しにくい組み合わせは、次のようなものです。
- ジャケット:黒、ノーカラーではなくテーラード。シングル。膝上で短すぎない丈
- インナー:白の半袖カットソー(フリルなし)
- ボトムス:黒のセミタイトスカート、膝下5cm
- ストッキング:肌色。伝線したときのスペアを常にバッグへ
スーツ本体は、量販店のセットアップで足ります。金額を上げる必要はありません。ただし、サイズ感だけは妥協しないほうがいいです。肩が落ちていたり、スカートがぶかぶかだったりすると、それだけで野暮ったく見えます。
靴とバッグと髪型の決め方
当日の朝に考える項目を減らすため、前日までに全部決めておきます。
- 髪:耳より下のひとつ結び(高い位置のポニーテールは元気すぎる印象になる業界では避ける)。前髪はサイドに流す
- 靴:黒のプレーンパンプス、ヒール5cm。歩きやすさを優先し、靴擦れ予防のジェルパッドを入れておく
- バッグ:A4の書類が立てて入る黒のトート。床に置いたときに自立するタイプを選ぶ
- アクセサリー:パールのスタッドピアスのみ。指輪はなし
メイクは、ふだんよりわずかにマット寄りに寄せ、リップは血色のあるピンクベージュ(赤すぎず、ヌードすぎず)が無難側の選択になります。
迷う時間を減らす決め方
服装で消耗しやすいのは、選ぶ瞬間よりも選び直す時間のほうです。次の三つを決めてしまえば、以降は考えなくて済みます。
- 志望業界の中でいちばん無難側の会社に合わせて、一式を決める
- その一式を、選考が始まる前に何回か着て慣れておく
- 「服装自由」と書かれた場面でも、その一式で行くかどうかを事前に一度だけ決める
着慣れていない服で本番に行くと、面接中に姿勢を直す回数が増えます。服そのものより、そちらのほうが印象に影響します。買うなら早めに買って、何回か着てから本番を迎える段取りにしてください。